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マルタ物価は高い?2026年最新版でマルタ島と日本と比較|留学・旅行の予算

ライター
ishimotofuka

地中海に浮かぶ島国マルタの物価は、本当に高いのでしょうか。
2024年以降の円安やインフレの影響を踏まえ、最新の物価事情を解説します。
この記事では、マルタの物価を日本と比較し、留学や旅行で必要な予算の目安を目的別にシミュレーションします。

食費や家賃、交通費などの具体的な費用から、滞在費を抑えるための節約術まで詳しく紹介するため、マルタ渡航の計画に役立ててください。

この記事のポイント
・マルタの物価はヨーロッパでは安い日本より少し高いのが現実
・レストランでの外食は高めだが、格安スーパーでの自炊が節約の基本
・移動はバス乗り放題の「タリンジャ・カード」活用がおすすめ

INDEX 目次

  1. 結論:マルタの物価は「ヨーロッパでは安い」が「日本より少し高い」のが現実
    1. マルタで使われる通貨(ユーロ)と現在の為替レート
    2. 円安・インフレの影響は?2026年最新の物価動向
  2. 【項目別】マルタと日本の物価を分かりやすく比較
    1. 食費:外食は割高、スーパーでの自炊が節約の基本
    2. 家賃:滞在エリアによって変動するアパートの費用相場
    3. 交通費:バス乗り放題「タリンジャ・カード」の利用がおすすめ
    4. 日用品・雑貨:日本製品より高価なものが多い
    5. 観光・娯楽費:アクティビティや施設の入場料の目安
  3. 【目的別】マルタ滞在にかかる費用シミュレーション
    1. 【留学・長期滞在】1ヶ月の生活費モデルは約15万円から
    2. 【旅行・短期滞在】1週間の旅行費用モデルは約20万円から
  4. マルタでの滞在費を賢く抑える5つの節約術
    1. ①食費を抑えるなら大手スーパー「Lidl」での自炊が必須
    2. ②マルタ国内の移動は「タリンジャ・カード」で交通費を節約
    3. ③家賃の安い郊外エリアで宿泊先やアパートを探す
    4. ④航空券やホテル代が安いオフシーズン(11月~2月)を狙う
    5. ⑤入場無料の教会や美しいビーチを散策して楽しむ
  5. マルタ物価に関するよくある質問
    1. マルタ留学で1ヶ月の生活費はいくらくらいかかりますか?
    2. マルタ旅行に一番安く行ける時期はいつですか?
    3. イギリスやアイルランドと比べてマルタの物価は安いですか?
  6. まとめ

結論:マルタの物価は「ヨーロッパでは安い」が「日本より少し高い」のが現実

マルタの物価は、イギリスやアイルランドといった他のヨーロッパ諸国と比較すると依然として安い水準です。
近年の世界的なインフレと円安の影響を受け、以前のような「格安」というイメージは薄れつつあります。
現在の物価水準は、全体的に見ると日本より少し高いのが実情です。

特に外食費や輸入品は割高に感じることが多く、日本での生活費と同じ感覚で予算を組むと、想定以上に出費がかさむ可能性があります。

マルタで使われる通貨(ユーロ)と現在の為替レート

マルタ共和国で使われている通貨は、欧州連合(EU)の共通通貨であるユーロ(EUR)です。
補助通貨はセントで、100セントが1ユーロに相当します。
2024年以降、為替レートは円安傾向が続いており、1ユーロあたり160円台から170円台で推移しています。

欧州中央銀行(ECB)の公表する為替データによると、ユーロは近年対円で高値圏にあり、円安の影響で日本人にとってマルタ滞在コストは上昇傾向にあります。

参考:European Central Bank(ECB)

過去に1ユーロが130円前後だった時期と比較すると、同じユーロ建ての金額でも日本円での支払い負担は大きくなっています。
渡航前には最新の為替レートを確認し、予算計画を立てることが重要です。

円安・インフレの影響は?2026年最新の物価動向

世界的なインフレと円安のダブルパンチは、マルタの物価にも大きな影響を与えています。
食料品やエネルギー価格の上昇に伴い、レストランでの外食費やスーパーマーケットでの商品価格が年々上昇傾向にあります。

そのため、5日間や6日間、あるいは7日間、8日間といった短期の旅行であっても、数年前と同じ予算感では厳しくなっています。

特に輸入品は価格が上がりやすいため、日本製品や特定ブランドのものは割高です。
最新の物価動向を把握し、余裕を持った資金計画を立てることが求められます。
マルタの物価については「マルタの物価調査!スーパーでの買い物&おすすめお土産」で詳しく紹介しています。

【項目別】マルタと日本の物価を分かりやすく比較

マルタの物価を項目別に見ていくと、日本より高いものと安いものが混在しています。
外食や家賃、輸入品などは日本より割高な傾向がある一方で、バスなどの公共交通機関は比較的安い価格で利用できます。

ここでは、生活や観光に直結する「食費」「家賃」「交通費」「日用品」「観光・娯楽費」の5つの項目に分け、それぞれ日本の物価と比較しながら詳しく解説します。

以下は、マルタと日本の物価の特徴を項目別にまとめた比較表です。

食費:外食は割高、スーパーでの自炊が節約の基本

マルタの食費は、外食か自炊かによって大きく異なります。
レストランでの外食は日本よりも割高で、ランチでも15〜20ユーロ(約2,500〜3,400円)、ディナーになると30ユーロ(約5,100円)以上かかることも珍しくありません。
一方、スーパーマーケットの食材価格は日本と同等か、品目によっては少し安いくらいです。

特にドイツ系の格安スーパー「Lidl」などを利用すれば、食費を大幅に抑えられます。
長期滞在の場合は自炊を基本とし、外食は特別な機会に留めることが予算を守る上で重要です。

家賃:滞在エリアによって変動するアパートの費用相場

家賃はマルタでの生活費において最も大きな割合を占める項目の一つで、滞在するエリアによって価格が大きく変動します。
語学学校や観光地に近く便利なスリーマやセントジュリアンなどの中心部は人気が高く、ワンルームのアパートで月額800ユーロ以上が相場です。

一方、グジラやイムシーダといった少し離れた郊外のエリアであれば、月額600ユーロ前後から探すことも可能です。

費用を抑えたい留学生は、キッチンやバスルームを共有するシェアハウスを選ぶのが一般的で、その場合の家賃は月額400〜600ユーロが目安です。
マルタの生活費については「マルタ留学の生活費・学費・節約のポイント」で詳しく紹介しています。

交通費:バス乗り放題「タリンジャ・カード」の利用がおすすめ

マルタの主な公共交通機関は路線バスで、その料金は日本と比較して安価です。
1回の乗車料金は時期によって変動し、冬期は1.5ユーロ、夏期は2ユーロ、深夜バスは3ユーロですが、2時間以内であれば乗り換えが自由です。

さらに、交通費を節約するためには「タリンジャ・カード(Tallinja Card)」の利用が欠かせません。

旅行者向けには7日間乗り放題の「Explore Card」(大人21ユーロ)があり、長期滞在者向けには運賃が割引になるチャージ式のカードもあります。
このカードを活用することで、マルタ島内の移動コストを大幅に削減できます。

日用品・雑貨:日本製品より高価なものが多い

シャンプーや歯磨き粉、化粧品といった日用品や雑貨は、その多くを輸入に頼っているため、日本よりも価格が高い傾向にあります。

品質やブランドにこだわらなければ現地で安価な商品を見つけることも可能ですが、日本で使い慣れた製品や高品質なものを求める場合は、価格が日本の1.5倍から2倍程度になることもあります。
特に、日焼け止めやスキンケア用品、文房具などは日本から持参した方がコストを抑えられる場合があります。

長期滞在を予定している場合は、荷物の許容量と相談しながら、必要なものを日本から用意していくのが賢明です。

観光・娯楽費:アクティビティや施設の入場料の目安

マルタには歴史的な建造物や美しい自然を満喫できる観光スポットが数多くあります。
首都ヴァレッタにある聖ヨハネ大聖堂の入場料は15ユーロ、ハル・サフリエニの地下墳墓(ハイポジウム)は35ユーロなど、歴史的価値の高い施設は入場料が比較的高めに設定されています。
また、コミノ島へのボートツアーやダイビングなどのマリンアクティビティは、30〜50ユーロ程度が相場です。

一方で、美しいビーチを散策したり、無料で入れる教会を訪れたりするなど、お金をかけずに楽しめる場所も豊富にあります。
観光予算は、どのような体験をしたいかに合わせて計画するとよいでしょう。

マルタの観光スポットについては「マルタの観光スポット完全ガイド|絶対外せない見どころ13選」で詳しく紹介しています。

【目的別】マルタ滞在にかかる費用シミュレーション

マルタへの渡航目的が留学なのか、それとも短期の旅行なのかによって、必要となる費用の内訳は大きく変わります。
ここでは、「留学での長期滞在」と「観光での短期滞在」という2つのケースを想定し、それぞれ1ヶ月および1週間の滞在費モデルをシミュレーションします。

これらのモデルを参考に、ご自身の滞在スタイルに合わせた予算計画を立ててみてください。

【留学・長期滞在】1ヶ月の生活費モデルは約15万円から

マルタでの1ヶ月間の留学生活費は、学費を除いて約15万円から25万円が目安となります。
これは、郊外のシェアハウスに住み、食費は自炊を中心にするなど、節約を意識した生活を送る場合のシミュレーションです。
主な内訳は、家賃が約7万円、食費が約4万円、交通費や通信費、交際費などの雑費が約4万円です。

中心部のワンルームに住んだり、外食の機会が多かったりする場合は、生活費は20万円を超えることもあります。
自身のライフスタイルに合わせて、無理のない資金計画を立てることが大切です。

マルタ留学の生活ガイドについては「マルタ留学の生活ガイド|費用から持ち物、メリット・デメリット」で詳しく紹介しています。

【旅行・短期滞在】1週間の旅行費用モデルは約20万円から

1週間(6泊7日)のマルタ旅行の総費用は、航空券込みで約28万円から40万円が目安とされています。
航空券代は10万円から20万円程度と幅があり、滞在費(航空券を除く)としては、中価格帯のホテル宿泊費、外食中心の食費、交通費、主要な観光施設の入場料などを含めると、約18万円から25万円程度を目安とすると良いでしょう。

内訳の一例としては、宿泊費が約8万円〜10万円、食費が約4万円〜6万円、交通費と観光・アクティビティ費が約3万円〜5万円です。
ホテルのランクを上げたり、高級レストランでの食事やマリンスポーツを楽しんだりする場合は、さらに予算必要になります。
航空券代は旅行時期によって大きく変動するため、別途考慮が必要です。

なお、よりコンパクトな日程である5泊6日の場合は、総費用が約25万円から35万円程度(航空券込み)となることが想定されます。
航空券を除いた滞在費の目安は、15万円から20万円程度となるでしょう。
内訳の目安は、宿泊費7万円〜9万円、食費3万円〜5万円、交通費・観光費3万円〜4万円ほどとなります。
初めてのマルタ旅行では、主要観光地を無理なく巡れる日数として5泊6日を選ぶ人も少なくありません。

マルタでの滞在費を賢く抑える5つの節約術

マルタの物価は、東京と比較するとやや手頃な水準ですが、他のヨーロッパ諸国と比べると比較的リーズナブルです。
ただし、食費、家賃、衣服、医薬品・日用品など、一部の項目では日本より高くなることがあります。
工夫次第で滞在費を賢く抑えることが可能です。

特に長期で滞在する留学生にとって、日々の小さな節約が大きな差につながります。
ここでは、食費、交通費、家賃といった生活に直結する費用を削減するための具体的な方法から、お金をかけずにマルタを楽しむコツまで、5つの節約術を紹介します。

①食費を抑えるなら大手スーパー「Lidl」での自炊が必須

マルタでの食費を最も効果的に節約する方法は、自炊を徹底することです。

特に、島内に複数店舗を展開するドイツ系の格安スーパーマーケット「Lidl(リドル)」は、他のスーパーと比較しても価格が安く、地元住民や留学生に人気です。
野菜や肉、乳製品、パスタといった基本的な食材が手頃な価格で揃うため、積極的に活用しましょう。

外食は1回で2,000円以上かかることが多いですが、自炊であれば1食あたり数百円に抑えることも可能です。
計画的に買い物をし、自炊中心の食生活を心がけることが滞在費削減の鍵となります。

②マルタ国内の移動は「タリンジャ・カード」で交通費を節約

マルタ島内の移動はバスが基本となり、交通費を抑えるためには「タリンジャ・カード」が必須アイテムです。
旅行者の場合は、7日間バスが乗り放題になる「ExploreCard」を購入すれば、滞在中の移動費を気にすることなく自由に観光地を巡れます。
長期滞在者であれば、乗車ごとに割引運賃が適用されるチャージ式のカードを作成するのがおすすめです。

現金で都度支払うよりも運賃が大幅に安くなるため、通学や買い物などで日常的にバスを利用する場合は必ず手に入れましょう。
カードは空港や主要なバスターミナルで購入できます。

③家賃の安い郊外エリアで宿泊先やアパートを探す

家賃や宿泊費は、滞在費の中で最も大きな割合を占めるため、エリア選びが節約の重要なポイントになります。
スリーマやセントジュリアンといった観光客や語学学校が集まる中心地は家賃が高騰しがちですが、少し離れたグジラ、イムシーダ、スワタールといった郊外エリアでは、比較的安価な物件を見つけることが可能です。

これらのエリアは中心地へのアクセスもバスで15〜30分程度と良好で、生活に必要なスーパーや商店も揃っています。
留学や長期滞在の場合は、利便性と家賃のバランスを考え、郊外エリアを視野に入れて住居を探すことをおすすめします。

④航空券やホテル代が安いオフシーズン(11月~2月)を狙う

旅行費用を抑えたい場合、渡航時期の選択が非常に重要です。
マルタの観光シーズンは夏(6月~9月)で、この時期は航空券やホテル代が最も高くなります。
一方、観光客が少なくなるオフシーズンの冬(11月~2月)は、航空券と宿泊費が大幅に安くなる傾向があります。

この時期は天候が崩れやすく海水浴には向きませんが、気温は比較的温暖で、史跡巡りなどを落ち着いて楽しむには最適なシーズンです。
旅費を少しでも安くしたいのであれば、このオフシーズンを狙って旅行を計画するのが賢い選択です。

⑤入場無料の教会や美しいビーチを散策して楽しむ

マルタには、お金をかけずにその魅力を満喫できるスポットが数多く存在します。
島内には400近い教会があると言われ、その多くは入場無料で、荘厳な建築や美術品を鑑賞できます。

また、ゴールデンベイやメッリーハベイといった美しい砂浜のビーチや、切り立った崖が続く海岸線を散策するだけでも、マルタの雄大な自然を存分に感じられます。

首都ヴァレッタや古都イムディーナの歴史的な街並みを歩くだけでも、まるで映画の世界に迷い込んだかのような体験ができます。
有料施設だけでなく、こうした無料スポットを巡ることで、楽しみながら娯楽費を節約できます。

マルタ物価に関するよくある質問

ここでは、マルタの物価に関して特に関心の高い質問とその回答をまとめました。
留学の生活費、最も安く旅行できる時期、そして他の英語圏の国との物価比較について、簡潔に解説します。

マルタ留学で1ヶ月の生活費はいくらくらいかかりますか?

学費を除いた一人暮らしの生活費は、自炊中心で郊外のシェアハウスに住むような節約志向の生活スタイルであれば、月12~13万円程度に収まる可能性があります。
内訳には家賃、食費、交通費、通信費、交際費などが含まれます。
外食の頻度や滞在エリアによっては、さらに費用が必要になる場合もあります。

マルタ旅行に一番安く行ける時期はいつですか?

航空券やホテル代が最も安くなるオフシーズンの11月~2月です。
夏に比べて観光客が少なく、落ち着いて観光できるメリットがあります。

ただし、天候が不安定で海水浴には適さないため、温暖な気候やマリンアクティビティを楽しみたい場合は避けた方がよいでしょう。

イギリスやアイルランドと比べてマルタの物価は安いですか?

はい、ロンドンやダブリンなどの大都市を抱えるイギリスやアイルランドと比較すると、マルタの物価は依然として安いです。
特に学費や家賃、外食費を含む生活費全般を大幅に抑えられるため、費用を重視してヨーロッパでの長期留学先を選ぶ際に有力な選択肢となります。

マルタの電気・ガス・水道費については「マルタ 電気・ガス|リアルな水道費と節約術」で詳しく紹介しています。

物価と合わせて留学全体の予算を立てたい方は、マルタ留学の費用を期間別に解説した記事で学費・滞在費を含めた総額を確認できます。

まとめ

マルタの物価は、他のヨーロッパ諸国と比べると依然として安いものの、円安やインフレの影響で日本よりは全体的に少し高い水準にあります。

特に外食費や輸入品は割高に感じる傾向があるため、渡航前には最新の情報を基にした予算計画が不可欠です。
留学や旅行の費用を抑えるには、自炊を基本とし、交通カードを有効活用し、滞在エリアや時期を工夫することが重要になります。

これらのポイントを押さえることで、マルタでの滞在をより経済的で豊かなものにできます。