マルタ留学の費用を期間別に解説|1ヶ月・3ヶ月・半年・1年間のそれぞれの語学留学の特徴

ヨーロッパの美しいリゾート地として知られるマルタは、治安の良さと温暖な気候、そして他の英語圏に比べて費用を抑えられることから、近年人気の語学留学先となっています。
この記事では、マルタ留学にかかる費用を、1ヶ月や3ヶ月といった短期から、半年や1年の長期まで、期間別に詳しく解説します。
それぞれの期間で得られる経験や特徴もあわせて紹介するため、自身の目的と予算に合った留学プランを立てるための参考にしてください。
マルタ留学の費用については「マルタの留学費用について」で詳しく紹介しています。
・マルタ留学は他の英語圏に比べて費用を安く抑えられるのが大きな魅力
・3ヶ月以内の短期留学ならビザ不要、半年以上の長期留学なら学生ビザの申請が必要
・オフシーズン(11月〜2月)の渡航や自炊、無料エージェントの活用でさらに費用を節約可能
INDEX 目次
【期間別】マルタ留学にかかる費用総額の早見表
マルタ留学にかかる費用の総額は、滞在期間や選ぶ学校、ライフスタイルによって大きく変動します。
以下は、学費、滞在費、航空券、生活費などを含めたおおよその金額の目安です。
短期留学の場合、1週間の滞在で約15万~30万円、2週間で約25万~40万円が相場です。
1ヶ月や6週間、2ヶ月と期間が長くなるにつれて、1週間あたりの費用は割安になる傾向があります。
長期留学では、3ヶ月で約70万~120万円、半年で約130万~200万円、1年間では約240万~350万円程度を見積もっておくと良いでしょう。
以下は、マルタ留学の期間別における費用総額の目安を一覧にした表です。
| 滞在期間 | 費用総額の目安 |
| 1週間 | 約15万~30万円 |
| 2週間 | 約25万~40万円 |
| 1ヶ月(4週間) | 約30万~100万円 |
| 3ヶ月(12週間) | 約70万~120万円(または180万円前後) |
| 半年(6ヶ月) | 約130万~200万円(または350万円前後) |
| 1年間 | 約240万~350万円(または570万円前後) |
マルタ留学で必要になる費用の詳しい内訳
マルタ留学の費用は、日本で支払う「渡航前費用」と、現地で必要になる「渡航後費用」の2つに大別されます。
渡航前費用には、語学学校の授業料や入学金、往復の航空券代、海外旅行保険料などが含まれます。
渡航後費用は、ホームステイや寮などの滞在費、食費や交通費といった現地での生活費、交際費などが主な内訳です。
具体的な金額を把握し、余裕を持った予算計画を立てることが、充実した留学生活の第一歩となります。
①渡航前に日本で支払う費用の目安
渡航前に日本で準備する主な費用は、学費と航空券代です。
学費は留学する国や学校、コースによって大きく異なります。
例えば、カナダの大学留学にかかる学費は年間で200万円から450万円が目安とされています。
また、アメリカの大学では年間で10,000ドルから58,000ドルと幅があり、名門私立大学ではさらに高額になる傾向があります。
往復航空券の費用は、渡航時期や航空会社、乗り継ぎの有無によって変動します。
国によっても異なり、アジア圏は比較的安いですが、アメリカやヨーロッパ圏への渡航は費用が大きくなる傾向があります。
航空券代は渡航期間に関わらず費用の大きな割合を占め、特に短期間の渡航ではその割合が増加します。
早めに渡航日を決定することで、比較的安価な航空券を見つけられる可能性があります。
その他、海外旅行保険料が1ヶ月あたり2万円から3万円、3ヶ月を超える滞在に必要な学生ビザの申請費用なども発生します。
ビザの申請費は国によって異なりますが、一般的に1万円から5万円程度が目安とされています。
不明な点があれば、留学を専門に扱うエージェントに確認すると良いでしょう。
②マルタ到着後に現地で支払う費用の目安
マルタ到着後に必要となる費用の大部分を占めるのが、滞在費と生活費です。
滞在費は、滞在形式によって異なり、学生寮(相部屋)であれば1ヶ月あたり5万~8万円、ホームステイ(朝夕食付き)では8万~12万円が目安です。
生活費は、食費、交通費、通信費、交際費などを含み、自炊中心であれば月に5万~8万円程度に抑えることが可能です。
外食が増えたり、ヨーロッパの近隣国へ旅行したりする場合は、その分の費用も考慮に入れておきましょう。

【1ヶ月】マルタ短期留学の費用総額と内訳
1ヶ月のマルタ短期留学にかかる総費用は、一般的に約30万円から100万円が目安とされています。
主な内訳として、学費が約10万円~15万円、往復航空券が約12万円~30万円、滞在費が約5万円~10万円、そして現地での生活費や交際費が約5万円~8万円程度となることが多いです。
航空券の価格は時期によって大きく変動し、総額に影響を与えるため、費用を抑えたい場合は安い時期を狙うのがおすすめです。
このプランは、夏休みや連休を利用して気軽に海外生活を体験したい社会人や学生に適しています。

1ヶ月の短期留学でできることや学習効果
1ヶ月という短期間では、英語力の飛躍的な向上は難しいものの、英語学習へのモチベーションを高めるには十分な期間です。
授業や日常生活を通して英語に触れ続けることで、スピーキングやリスニングに対する抵抗感をなくし、コミュニケーションの基礎を築けます。
また、語学の習得だけでなく、美しい地中海の景色を楽しんだり、ヨーロッパの歴史的な街並みを散策したりと、異文化体験を満喫できるのが魅力です。
本格的な留学前の下見として訪れるのにも適しています。
【3ヶ月】マルタ語学留学の費用総額と内訳
3ヶ月(12週間)のマルタ語学留学にかかる費用の総額は、約95万~180万円、または約186万円以上が目安となります。
内訳としては、学費が約30万~70万円、航空券が約25万~40万円、滞在費が約30万~75万円、生活費が約15万~30万円程度です。
日本のパスポート保持者は、シェンゲン協定により90日以内の滞在であればビザが不要ですが、3ヶ月(90日)以上の滞在の場合、現地でビザ申請が必要になる場合があります。
英語力の向上と海外生活の両方をしっかり楽しみたい人におすすめの期間です。

3ヶ月の留学で期待できる英語力の向上レベル
3ヶ月間集中的に学習することで、英語力は目に見えて向上します。
留学開始時に中学生レベルの基礎的な英語力だった場合でも、修了時には日常会話で自分の意見をスムーズに伝えられるレベルに到達することが期待できます。
語彙や表現の幅が広がり、より複雑なトピックについても議論できるようになるでしょう。
クラスメイトとの交流や現地での生活を通して、実用的なコミュニケーション能力が身につき、英語を話すことへの自信が深まります。
【半年】マルタ中期留学の費用総額と内訳
半年間(6ヶ月)のマルタ中期留学にかかる費用は、およそ159万円から350万円程度を目安とすると良いでしょう。
主な内訳として、学費が約60万~90万円、航空券が約8万~30万円、滞在費が約30万~60万円、生活費が約30万~50万円が挙げられます。
この期間の留学では、後述する学生ビザの申請が必須となります。
長期滞在になるため、1ヶ月あたりの学費や滞在費に割引が適用される場合もあり、短期留学よりもコストパフォーマンスが高くなる傾向があります。

半年の留学生活とビザ申請の注意点
半年間の留学では、英語環境にどっぷりと浸かることで、ビジネスや学術的な場面でも対応できる高い英語力を習得することが可能です。
現地の生活にも深く慣れ、国際的な友人との絆も強固になるでしょう。
ただし、90日を超える滞在には学生ビザの申請が必須です。
Identità Malta(マルタ政府の移民・ビザ機関)公式サイトによると、EU圏外の学生が90日以上滞在する場合、居住許可(Student Residence Permit)の申請が必要です。
申請には、入学許可証や残高証明書、滞在先の証明など多くの書類が必要となり、手続きも複雑なため、スマートな準備が求められます。
渡航の数ヶ月前から余裕を持って準備を開始することが重要です。
マルタの学生ビザ申請については「マルタ学生ビザ申請ガイド」で詳しく紹介しています。
【1年間】マルタ長期留学の費用総額と内訳
1年間のマルタ長期留学にかかる費用の目安は、総額で約200万~570万円です。
内訳の目安として、学費が約81万~201万円、航空券が約12万~25万円、滞在費が約60万~120万円、生活費が約60万~120万円となります。
長期割引が適用されることで、学費や滞在費を抑えられる可能性があります。
現地での生活に慣れれば、より効果的な節約も可能になるため、生活費を抑えやすいのも長期留学の特徴です。

1年間の留学で得られる経験と現地の仕事事情
1年間の長期留学を経験すると、英語力はネイティブに近いレベルまで到達することも可能です。
多様な国籍の友人と深い人間関係を築き、国際的な視野を養えるでしょう。
マルタでは、学生ビザで週20時間までの就労が認められています。
日本とのワーホリ協定はありませんが、現地のカフェやレストランなどでアルバイトをすることで、学費や生活費を補いながら、実践的な英語環境で働く貴重な経験を積むことが可能です。
他の人気英語圏と比較!マルタ留学の費用は本当に安いのか?
「マルタ留学は費用が安い」とよく言われますが、他の英語圏と比較するとその差は明らかです。
アメリカやイギリス、オーストラリアなどの主要な留学先と比較して、年間の総費用で100万~200万円ほど安くなるケースも少なくありません。
その主な理由は、学費と物価の安さにあります。
特にヨーロッパの非英語圏からの学生が多く集まるため、語学学校間の競争が価格を抑える要因となっています。
質の高い教育を、比較的リーズナブルな価格で受けられるのがマルタの大きな魅力です。

アメリカやイギリスとの費用比較で見るマルタ留学の魅力
例えば、アメリカやイギリスに1年間語学留学する場合、総費用は400万~600万円以上かかることも珍しくありません。
一方、マルタでは250万~350万円程度が相場であり、欧米圏の約半額から3分の2の費用で留学が実現できます。
費用を抑えられるだけでなく、地理的にヨーロッパの中心に位置しているため、週末や休暇を利用してLCCで気軽に近隣国へ旅行できるのも大きな魅力です。
英語学習とヨーロッパ周遊を両立させたい人にとって、マルタは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えます。
マルタ留学の費用を賢く抑えるための5つの節約術
マルタ留学は他の英語圏より安いとはいえ、決して小さな出費ではありません。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、費用をさらに賢く抑えることが可能です。
航空券の購入タイミングから、滞在方法の選択、日々の食生活に至るまで、少しの工夫が大きな節約につながります。
ここでは、マルタ留学の費用を効果的に抑えるための5つの具体的な節約術を紹介します。
計画段階からこれらの術を意識することで、より経済的に留学を実現させましょう。
・節約術①:航空券が安くなる時期を狙って購入する
・節約術②:滞在費を抑えたいなら学生寮かフラットシェアを選ぶ
・節約術③:食費を浮かせるための自炊のコツ
・節約術④:手数料無料の留学エージェントを活用する
・節約術⑤:授業料が割引になるオフシーズンを検討する

節約術①:航空券が安くなる時期を狙って購入する
留学費用の中で大きな割合を占めるのが往復の航空券代です。
航空券の価格は、旅行のオフシーズンである1月~2月や10月~11月、また出発日が平日の場合に安くなる傾向があります。
逆に、夏休みや年末年始などのハイシーズンは高騰するため、可能であればこの時期を避けるのが賢明です。
また、航空会社のセールやキャンペーンを狙ったり、乗り継ぎ便を利用したりすることでも費用を抑えられます。
複数の比較サイトを活用し、最適なタイミングで購入しましょう。
節約術②:滞在費を抑えたいなら学生寮かフラットシェアを選ぶ
滞在費は、留学中の生活費において検討の余地がある項目の一つです。
朝夕の食事が提供されるホームステイは、現地の生活に慣れるまでの安心感がある一方で、費用は滞在先の国や条件によって異なります。
費用を抑えることを重視する場合、学校が運営する学生寮の相部屋や、複数の留学生とアパートを共有するフラットシェアも選択肢となります。
これらの滞在方法は、自炊が中心となることが多く、ホームステイと比較して生活費を抑えられる可能性があります。
また、世界中から集まる学生と共同生活を送ることで、交友関係が広がるというメリットもあります。
節約術③:食費を浮かせるための自炊のコツ
マルタの外食費は日本と同じか、観光地では少し高めに設定されています。
そのため、食費を節約する最も効果的な方法は自炊です。
現地のスーパーマーケットでは、パスタ、パン、野菜、チーズなどが手頃な価格で手に入ります。
特に、トマトやオリーブオイルといった地中海料理に欠かせない食材は安くて質が高いのが特徴です。
フラットメイトと食材をシェアしたり、一緒に料理を作ったりすることで、食費を抑えながらコミュニケーションの機会を増やすこともできます。
節約術④:手数料無料の留学エージェントを活用する
留学エージェントを利用する際、手数料の有無は重要なポイントです。
一部のエージェントはサポート料として手数料を請求しますが、中には手数料無料で手続きを代行してくれる会社も多く存在します。
無料のエージェントは、語学学校から紹介料を得ることで運営されているため、サポートの質が低いわけではありません。
複数の無料エージェントから見積もりを取り、サービス内容やサポート体制を比較検討することで、余計な出費をなくし、最も自分に合ったプランを見つけられます。
節約術⑤:授業料が割引になるオフシーズンを検討する
リゾート地であるマルタの語学学校は、観光客が増える夏(7月~9月)をハイシーズンとし、授業料や滞在費に追加料金を設定している場合があります。
逆に、観光客が少ない春や秋、冬はオフシーズン(ロー シーズン)となり、航空券だけでなく学費が割引になるキャンペーンを実施する学校も少なくありません。
もし渡航時期を調整できるのであれば、こうしたオフシーズンを狙うことで、留学費用全体を大幅に節約できる可能性があります。
気候も穏やかで過ごしやすく、落ち着いて学習に集中できるというメリットもあります。
マルタ留学費用に関するよくある質問
ここでは、マルタ留学の費用に関して多くの人が抱く疑問について、Q&A形式で回答します。
現地での具体的な生活費の目安や、ヨーロッパ旅行のための予算、アルバイトの可否など、よりリアルな資金計画を立てるために役立つ情報をまとめました。
自炊中心で節約を意識すれば月5万~8万円、外食や交際費が増える場合は月10万円以上を見積もると安心です。
マルタの物価は日本より少し安いですが、外食は高めです。
スーパーでの自炊を基本とし、交通費や通信費、友人との交際費などを考慮して予算を立てるのがおすすめです。
マルタでの生活費については「マルタ留学の生活ガイド」で詳しく紹介しています。
近鄰国への週末旅行なら1回3万~5万円、複数国を周遊する場合は10万円以上あると安心です。
マルタからはLCCを利用すれば、イタリアやスペインなどへ1万円以下で行けることもあります。
旅行の頻度や期間、滞在先の宿泊費などを考慮して予算を計画しましょう。
可能です。
マルタでは学生ビザ保持者に対し、週20時間までの就労が認められています。
ただし、就労が可能になるのは入国から91日目以降という規定があるため注意が必要です。 時給は現地の最低賃金レベルが一般的で、学費の全額を賄うのは難しいですが、生活費の足しにはなります。
完全に0円でマルタ留学をするのは現実的ではありません。
ただし、手数料0円の留学エージェントを利用したり、学費の分割払い制度や奨学金を活用したりすることで、渡航時の初期負担を大幅に軽減することは可能です。
特に長期留学では、一括払いよりも分割払いを選べる学校を探すのがおすすめです。

まとめ
マルタ留学は、アメリカやイギリスなどの主要な英語圏と比較して、費用を大幅に抑えられる魅力的な選択肢です。
1ヶ月の短期から1年間の長期まで、自身の目的や予算に応じて柔軟なプランを組むことが可能です。
航空券を安く手配する、滞在方法を工夫する、オフシーズンを狙うといった節約術を活用することで、さらに費用を抑えられます。
この記事で紹介した期間別の費用内訳や節約術を参考に、具体的な資金計画を立て、充実したマルタ留学を実現させてください。
