【最新】マルタの治安が良い?留学前に知るべき注意点
最新の情報によると、地中海に浮かぶマルタの治安はヨーロッパの中でも比較的良いと評価されています。
そのため、留学先や旅行先として人気ですが、スリや置き引きといった軽犯罪は発生しており、注意が必要です。
この記事では、マルタの治安が良いとされる理由から、エリア別の危険地域、具体的な防犯対策まで詳しく解説します。
マルタの安全対策と治安情報全般については「マルタ島の安全対策と治安情報まとめ」で詳しく紹介しています。
・マルタはヨーロッパ内でも比較的治安が良い国とされています。
・ただし、観光地や繁華街では軽犯罪への注意が必要です。
・夜間の一人歩きや貴重品管理など、基本的な防犯対策を徹底することが大切です。
INDEX 目次
結論:マルタの治安はヨーロッパ内でトップクラスに安全

マルタは、ヨーロッパ諸国と比較して治安が非常に安定している国です。
殺人や強盗といった凶悪犯罪の発生率は低く、人々は穏やかで親切な傾向があります。
日中の観光地や市街地であれば、安心して街歩きを楽しめます。
ただし、どの国でも同様ですが、軽犯罪への基本的な注意は怠らないようにすることが大切です。
外務省の海外安全情報でも危険度は最も低いレベル
日本の外務省が発表している海外安全情報において、マルタ全土で危険情報は発出されていません。
これは、危険度が最も低いレベルであることを示しており、テロや紛争、大規模な犯罪組織の活動といった深刻な脅威は確認されていない状況です。
このことからも、マルタが渡航先として比較的安全な国であることが客観的に裏付けられています。
世界平和度指数でも上位にランクインする安定した国
マルタ共和国は、国際シンクタンクが発表する「世界平和度指数(Global Peace Index)」のランキングでも、常に上位に位置しています。
この指数は、国内の紛争、社会の安全、軍事化の度合いなど、複数の指標を基に算出されるものです。
政治的な安定度も高く、国民の生活が平和に保たれていることが、こうした国際的な評価からも見て取れます。
【エリア別】マルタ旅行で特に注意が必要な危険スポット

全体的に治安の良いマルタですが、旅行者が集まる一部のエリアでは注意が必要です。
特に、夜の繁華街や観光客で混み合う場所では、軽犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。
安全な旅行にするためにも、これから紹介するスポットでは特に気を引き締めて行動しましょう。
マルタで特に注意したいエリアを整理すると、以下の通りです。
| エリア・場所 | 注意点 |
| パーチャビル | 夜の繁華街で、酔っ払いや客引きによるトラブルに注意が必要です。 |
| バレッタ・スリーマ | 観光客が多く、スリや置き引きに注意が必要です。 |
| 路線バス車内 | 混雑時は貴重品の管理を徹底する必要があります。 |
| ハムルーン・ビルグの路地裏 | 夜間や人通りの少ない場所への立ち入りは避けるのが無難です。 |
夜の繁華街「パーチャビル」では客引きや酔っ払いに注意
マルタ最大の繁華街であるパーチャビルは、多くのナイトクラブやバーが密集するエリアです。
特に夜は活気がありますが、その分酔っ払いによるトラブルやしつこい客引きも多く見られます。
貴重品の管理はもちろん、興味のない誘いは毅然とした態度で断ることが重要です。
特に深夜に一人で行動することは避け、複数人で行動するか、早めにその場を離れるようにしてください。
観光客で混雑する「バレッタ」や「スリーマ」はスリ多発地帯
首都バレッタや商業の中心地スリーマは、日中多くの観光客で賑わいます。
しかし、人が密集する場所はスリの格好の標的となります。
美しい街並みに気を取られている隙や、買い物を楽しんでいる最中にバッグから財布を抜き取られるケースが報告されています。
リュックサックは前に抱える、バッグは常に閉めて体の前で持つなど、基本的な対策を徹底することが観光を楽しむための鍵です。
満員の路線バス車内では貴重品の管理を徹底する
マルタの主要な移動手段である路線バスは、時間帯によって非常に混雑します。
満員状態の車内では、人と人との距離が近くなるため、スリが働きやすい環境が生まれます。
乗車中はスマートフォンを操作するのに夢中になったり、うっかり居眠りしたりしないよう注意が必要です。
貴重品が入ったバッグは必ず体の前でしっかりと抱え、周囲の状況に常に気を配るようにしてください。
「ハムルーン」や「ビルグ」の細い路地裏は避けるのが無難
ハムルーン(Hamrun)やビルグ(Birgu)といったエリアは、歴史的な街並みが魅力ですが、観光客が少ない住宅街や人通りの少ない狭い路地も存在します。
特に夜間は、街灯が少なく見通しが悪くなるため、一人で立ち入ることは避けるのが無難です。
土地勘のない場所で迷い込むと、ひったくりなどの犯罪に遭うリスクも高まるため、散策する際は大通りを選ぶようにしましょう。
マルタで観光客が遭いやすい犯罪の手口

マルタで発生する犯罪の多くは、観光客を狙った軽犯罪です。
凶悪犯罪は少ないものの、手口を知らないと被害に遭う可能性があります。
ここでは、旅行者が特に注意すべき代表的な犯罪手口をいくつか紹介しますので、事前に把握して対策に役立ててください。
カフェやレストランの席を狙った置き引き
開放的なカフェやレストランで、足元や隣の席に荷物を置いたまま食事や会話に夢中になっていると、置き引きの被害に遭うことがあります。
犯人は一瞬の隙を突いて荷物を持ち去ります。
貴重品が入ったバッグは必ず膝の上に乗せるか、椅子の背もたれと自分の体の間に挟むなど、常に身体から離さないように徹底しましょう。
特にテラス席では注意が必要です。
フレンドリーに話しかけてくるスリ集団
複数人で親しげに話しかけてきて注意をそらし、その隙に別の仲間がバッグから貴重品を盗むという集団スリの手口があります。
例えば、道を尋ねるふりをしたり、アンケートへの協力を求めてきたりと、その方法はさまざまです。
たとえ親切そうな相手であっても、不自然に距離を詰めてくる場合は警戒し、荷物から意識を離さないようにすることが重要です。
メーターを使わないタクシー運転手による料金ぼったくり
マルタでは、特に空港や繁華街で客待ちをしているタクシーの中には、メーターを使わずに法外な料金を請求してくる悪質な運転手がいます。
乗車する前には、必ずメーターを使用するか、事前に料金を確認する交渉をしましょう。
不安な場合は、配車アプリを利用するか、ホテルのフロントで信頼できるタクシー会社を呼んでもらうのが確実な方法です。
マルタ滞在を安全に過ごすための具体的な防犯対策

治安が良いとされるマルタでも、油断は禁物です。
ちょっとした心がけで、犯罪被害に遭うリスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、マルタ滞在中に実践したい具体的な防犯対策を紹介します。
基本的なことばかりですが、海外にいるという意識を持って常に行動しましょう。
・手荷物は常に体の前で持つ
・夜間の一人歩きは避け、明るい大通りを選ぶ
・知らない人から勧められた飲み物は口にしない
・交通ルールを確認し、交通事故にも注意する
手荷物は常に体の前で持つように心がける
スリやひったくりの最も基本的な対策は、手荷物の管理を徹底することです。
ショルダーバッグやトートバッグは体の前方に回し、常に手で押さえるように持ちましょう。
リュックサックは背負っていると気づかないうちに開けられる可能性があるため、人混みでは前に抱えるのが安全です。
チャックが付いていない開口部の広いバッグは特に狙われやすいので、使用を避けるのが賢明です。
夜間の一人歩きは極力避け、大通りを選ぶ
日中は安全な場所でも、夜になると雰囲気が一変することがあります。
特に女性の一人歩きは、さまざまなトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
やむを得ず夜間に出歩く場合は、人通りが多く明るい大通りを選び、細い路地や暗い公園は絶対に避けてください。
少しの距離でも、タクシーや配車サービスを利用することを検討しましょう。
知らない人から勧められた飲み物は絶対に口にしない
ナイトクラブやバーなどで、知らない人から親切に飲み物を勧められても、安易に口にしてはいけません。
睡眠薬などの薬物が混入されている可能性があり、意識を失っている間に金品を盗まれたり、性的被害に遭ったりする危険性があります。
自分で注文した飲み物以外は飲まない、席を立つ際はグラスから目を離さない、といった自己防衛の意識を持つことが重要です。
現地の交通ルールを事前に確認し、交通事故を未然に防ぐ
マルタは日本と同じ左側通行ですが、運転マナーは日本と大きく異なり、荒い運転をするドライバーも少なくありません。
歩行者優先の意識が低い場合があるため、道を渡る際は信号がある場所でも左右をよく確認する必要があります。
また、石畳の道は雨で滑りやすくなることもあるため、歩きやすい靴を選ぶなど、犯罪だけでなく交通事故にも十分注意して行動してください。
【目的別】長期留学生や女性の一人旅で気をつけたいこと
短期の旅行者と長期で滞在する留学生、あるいは一人で旅をする女性とでは、注意すべきポイントが少し異なります。
それぞれの滞在スタイルに合わせて、特有のリスクと対策を事前に把握しておくことで、より安全で快適なマルタ生活を送ることができます。
女性が夜間に出歩く際に注意すべきポイント
女性が夜間に外出する際は、露出の多い服装は避けるのが無難です。
意図せず注目を集めてしまい、トラブルの原因になることがあります。
パーチャビルなどの繁華街では、しつこいナンパや声かけに遭うこともありますが、興味がなければはっきりと断り、相手にしないようにしましょう。
危険を感じた場合は、すぐに近くの店に入るか、大通りに出て助けを求めてください。
留学生がアパート契約で詐欺に遭わないための対策
長期滞在する留学生が直面しやすいのが、住居に関するトラブルです。
特に、インターネットだけで物件を決めて高額なデポジット(保証金)を支払ったのに、実際には存在しない物件だったという詐欺があります。
契約前には必ず内見を行い、物件の状態や周辺環境を自分の目で確かめることが重要です。
また、契約書は内容をよく理解してからサインし、領収書は必ず保管しておきましょう。
万が一トラブルに遭遇した場合の緊急連絡先一覧
どれだけ注意していても、不運にもトラブルに巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。
万が一の事態に備えて、緊急時の連絡先を事前に把握し、スマートフォンの連絡先やメモ帳に控えておくと、いざという時に落ち着いて行動できます。
警察・救急・消防を呼ぶための緊急通報ダイヤル
マルタでは、警察、救急、消防のいずれを呼ぶ場合も、緊急通報ダイヤルは112です。
この番号はEU共通で、無料でかけることができます。
事件に巻き込まれた場合や、急な病気、火災などの際に利用します。
オペレーターに繋がったら、何があったのか、現在の場所などを落ち着いて伝えてください。
パスポートの盗難や紛失時に相談できる日本国大使館
万が一パスポートを盗まれたり紛失したりした場合は、まず最寄りの警察署で紛失・盗難証明書を発行してもらい、その後、在イタリア日本国大使館に連絡してください。
大使館では、パスポートの再発行や、日本へ帰国するための一時的な渡航文書を発行してもらうことができます。
渡航前に大使館の連絡先や所在地を確認しておくと安心です。
マルタ 治安に関するよくある質問
ここでは、マルタの治安に関して多くの人が抱く疑問について、Q&A形式で回答します。
渡航前の不安を解消するための参考にしてください。
マルタは女性が一人で旅行しても安全ですか?
日中の観光地であれば、比較的安全に旅行を楽しめますが、日本人旅行者を狙った犯罪が増える傾向にあります。
また、治安が安定した国・地域でも、窃盗や詐欺などの被害が発生する可能性はあります。
夜間の単独行動、特に繁華街や人通りの少ない路地は避けることが推奨されます。
貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには乗らないなど、基本的な防犯意識を持つことが大切です。
マルタで特に治安が悪いと言われる地域はどこですか?
明確に「治安が悪い」と断定できるエリアは少ないですが、夜の繁華街パーチャビルは酔っ払いによるトラブルが多いため注意が必要です。
また、観光客が少ない一部の住宅街の路地裏(ハムルーンなど)は、夜間に立ち入らない方が無難です。
日中の観光地は基本的に安全です。
マルタの水道水はそのまま飲んでも大丈夫ですか?
マルタの水道水は、海水を淡水化しているため飲むことは可能ですが、石灰分が多く含まれ、味も独特です。
お腹を壊す可能性もゼロではないため、飲用にはミネラルウォーターの購入をおすすめします。
歯磨きやシャワーなど、日常生活で使う分には全く問題ありません。
マルタの医薬品購入については「マルタの薬局・医薬品購入完全ガイド|処方箋・価格・持ち込み …」で詳しく紹介しています。
まとめ
マルタは、イタリア南部に位置する美しい島国で、ヨーロッパの中でも治安が良いことで知られています。
しかし、どの国でも共通するように、スリや置き引きといった軽犯罪は発生します。
特に観光客が集まるエリアや夜の繁華街では注意が必要です。
この記事で紹介した防犯対策を実践し、島の文化や人々との交流を安全に楽しんでください。
事前の準備が、安心して過ごすための鍵となります。