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マルタのコンセントはBFタイプ|変換プラグ・電圧・変圧器の注意点

ライター
Kato Ichiro
アメリカ合衆国テネシーでの1年間の交換留学を原点に、留学・海外生活における意思決定を支える情報発信を継続してきました。現在は留学事業の運営としてマルタを含む海外拠点の運営・体制構築を担当し、実務経験に基づいて海外在住日本人向けメディアのサイト設計・コンテンツ編集・品質管理まで一貫して手がけています。実体験と一次情報を重視し、信頼できる判断材料を提供することをポリシーとしています。

マルタへ旅行や留学で渡航する際、コンセントの準備は欠かせません。マルタのコンセントは「BFタイプ」という型で、日本のプラグとは形状が異なります。そのため、日本の電化製品を使用するには変換プラグが必須です。

また、電圧も日本より高いため、製品によっては変圧器が必要になるケースがあります。この記事では、マルタのコンセント形状や電圧、変換プラグや変圧器の必要性について解説します。

マルタ旅行の前に確認!コンセントの形状は「BFタイプ」

マルタ共和国で採用されているコンセントの形状は「BFタイプ」です。BFタイプは、3つの長方形の差し込み口が特徴的な形で、日本の電化製品のプラグの形とは異なります。そのため、日本から持参した電化製品をマルタで使用するには、プラグの形状を合わせるためのアダプターが必要になります。

旅行や出張の準備をする際は、まずこのコンセントタイプの違いを把握しておくことが重要です。

日本のAタイププラグは直接使えない

日本で一般的に使用されているコンセントプラグは「Aタイプ」と呼ばれる、縦に2本平行なピンがついた形状です。このAタイプのプラグは、マルタのBFタイプのコンセントには物理的に差し込むことができません。スマートフォンやカメラの充電器など、日本で使っている電化製品をマルタでも利用するためには、AタイプからBFタイプへ変換するアダプターが必ず必要になります。

BFタイプは3つの穴が特徴のイギリスと同じ形状

マルタで採用されているBFタイプは、長方形のピンを3本差し込む形状で、イギリスで使われているコンセントと全く同じ形をしています。このタイプは、イギリスのほかにシンガポール、香港、マレーシア、アイルランドなど、旧イギリス領だった国や地域で広く普及しています。

もしイギリス旅行用に変換プラグを持っているのであれば、マルタでもそのまま使用可能です。

マルタのコンセントで日本の家電製品を使うための準備

マルタのコンセントで日本の家電製品を使うためには、事前の準備が不可欠です。最も重要なのは、日本のAタイププラグをマルタのBFタイプに適合させるための変換アダプターを用意することです。また、製品によっては電圧の違いに対応するための変圧器も必要となるため、手持ちの電化製品がマルタの電圧に対応しているかをあらかじめ確認しておく必要があります。

BFタイプに対応した変換プラグを用意しよう

マルタで日本の電化製品を使うために、まずはBFタイプに対応した変換プラグを準備しましょう。変換プラグは、日本のAタイププラグの先端に取り付けることで、BFタイプのコンセントに差し込めるようにするアダプターです。家電量販店や旅行用品店、オンラインストアなどで購入できます。

渡航前に日本国内で入手しておくのが確実で、価格も数百円程度が一般的です。

複数国へ行くならマルチ変換プラグが便利

マルタだけでなく、ヨーロッパの他の国々も周遊する予定がある場合は、マルチ変換プラグが一つあると非常に便利です。マルチ変換プラグは、分解したり組み合わせたりすることで、BFタイプはもちろん、CタイプやSEタイプなど世界中の主要なコンセント形状に対応できます。

国ごとに買い替える必要がないため、手荷物を減らせるのが大きなメリットです。

100円ショップで変換プラグは購入できる?

100円ショップでも変換プラグを取り扱っている場合がありますが、BFタイプの在庫は店舗によって異なります。比較的利用者の多いAタイプやCタイプは置いてあっても、BFタイプは見つからないことも少なくありません。

また、品質や耐久性の面で家電量販店の製品に劣る可能性も考慮する必要があります。確実に入手したい場合は家電量販店や旅行用品店がおすすめです。

変圧器は必要?マルタと日本の電圧の違いを解説

マルタと日本ではコンセントの電圧が異なるため、日本の電化製品を使用する際には注意が必要です。対応していない製品をそのまま使うと、故障や火災の原因になりかねません。そのため、製品によっては変換プラグに加えて変圧器が必要になります。

ここでは、マルタの電圧や、変圧器の要不要を見分ける方法について解説します。

マルタの電圧は230Vで日本の100Vより高い

マルタの電圧は240V、周波数は50Hzです。なお、ヨドバシ.comの「世界の電源事情一覧」や転送コムの「世界の電圧・プラグ」によると、マルタの電圧は240V、周波数は50Hzとされています。

参考:エネルギー関連情報(Regulator for Energy and Water Services)
https://www.rews.org.mt/

一方、日本の電圧は100Vなので、マルタの電圧は日本の倍以上高いことになります。日本の100V専用の電化製品をマルタの240Vのコンセントに直接つなぐと、過剰な電流が流れて製品がショートしたり、故障したりする危険性があります。

場合によっては発火する恐れもあるため、電圧の確認は非常に重要です。

手持ちの電化製品が海外対応か確認する方法

手持ちの電化製品がマルタの電圧に対応しているかを確認するには、製品本体やACアダプターの表示ラベルをチェックします。「入力」や「INPUT」といった項目に記載されている電圧の範囲を確認してください。

「100-240V」表記なら海外対応であり、世界のほとんどの国で変圧器なしで使用できます。

変圧器なしで使える電化製品の例(スマホ・PCなど)

近年、多くの電子機器が世界各国の電圧に対応できるよう設計されています。スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、デジタルカメラ、電気シェーバーなどの充電器は、そのほとんどが「100-240V」のユニバーサル対応です。

これらの製品は、変換プラグさえあれば変圧器なしで使用可能です。渡航前に念のためACアダプターの表示を確認しておくと安心です。

変圧器が必要になる電化製品の例(ドライヤー・ヘアアイロンなど)

変圧器が必要になる代表的な電化製品は、ドライヤーやヘアアイロン、ストレートアイロンといった熱を発生させるものです。これらの製品は消費電力が大きく、日本の100V専用に作られていることが多いためです。

海外対応モデルでない限り、マルタで使用するには別途、製品の消費電力に合った変圧器が必要です。ただし変圧器は重くて高価なため、海外対応の製品を新たに購入するか、現地で安価なものを調達する方が現実的な場合もあります。

変換プラグを忘れた場合のマルタ現地での対処法

万が一、変換プラグを日本から持参し忘れても、マルタ現地で入手する方法はいくつかあります。空港や市街地の店舗で購入したり、宿泊先のホテルで借りたりすることが可能です。

渡航後に気づいても慌てずに、これらの方法を試してみてください。

空港や街の電気店で購入する

変換プラグを忘れた場合、マルタ国際空港の到着ロビーにある売店や、市街地の電気店、スーパーマーケットなどで購入できます。特に、首都バレッタや観光客の多いスリーマ、セントジュリアンといったエリアでは、旅行者向けの電気製品を扱う店が見つかりやすいです。

ただし、日本で購入するよりも価格は割高になる傾向があります。マルタの観光スポットについては「マルタ観光スポット完全ガイド(https://malta-portal.com/travel/attractions/)」で詳しく紹介しています。

宿泊先のホテルで借りられないか確認する

多くのホテルでは、海外からの宿泊客のために変換プラグの貸し出しサービスを提供しています。購入する前に、まずはホテルのフロントデスクに問い合わせてみることをおすすめします。

無料で借りられる場合もあれば、デポジット(保証金)が必要な場合もあります。数に限りがあるため早めの確認が安心です。

知っておくと役立つ!マルタのコンセント利用時のポイント

マルタのコンセントには、日本とは異なる特徴があります。また、複数のデバイスを同時に充電したい場合には、少し工夫が必要です。

現地のコンセントを安全かつ快適に利用するためのポイントをいくつか紹介します。

安全のためコンセントのスイッチを使ってオン・オフする

マルタのコンセントの多くには、個別の電源スイッチが付いています。これは安全対策の一環で、プラグを差し込んだまま電流のオン・オフを切り替えることができます。

電化製品のプラグを抜き差しする際は、まずこのスイッチをオフにすることが推奨されています。使わないときはスイッチを切ることで、待機電力の節約や火災リスクの低減にもつながります。

複数の充電に便利な電源タップ(たこ足配線)の活用

スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなど、充電が必要な電子機器を複数持参する場合、電源タップがあると非常に便利です。ホテルの部屋のコンセント数が限られていても、一つの差し込み口から複数のデバイスを同時に充電できます。

ただし、日本から持参する電源タップのプラグもAタイプのため、壁のコンセントに接続するにはBFタイプの変換プラグが必要です。

マルタ コンセントに関するよくある質問

マルタのコンセント事情について、特に疑問に思われやすい点をQ&A形式でまとめました。マルタ共和国は地中海に浮かぶ島国で、ヨーロッパの多くの国で採用されているCタイプとはコンセント形状が異なるため、渡航前には確認が必要です。

マルタのコンセントはイギリスと同じ形状ですか?

はい、マルタのコンセントはイギリスと全く同じ形状の「BFタイプ」です。長方形のピンが3本あるのが特徴で、アースピンが少し長くなっています。

そのため、イギリス旅行用に購入した変換プラグがあれば、マルタでもそのまま使用できます

日本から持ってきたヘアアイロンは変換プラグだけで使えますか?

製品が海外の電圧に対応しているかによります。「100-240V」と記載のある海外対応モデルであれば、変換プラグだけで使用できます。

しかし、日本国内専用(100V)の製品の場合は、電圧が異なるため変圧器がなければ使用できず、故障の原因となります。

日本の電源タップはマルタでそのまま使えますか?

日本の電源タップをマルタで使用する場合、まずコンセントに接続するためにBFタイプまたはGタイプの変換プラグが必要です。マルタの電圧は主に230Vですが、製品によっては240Vに対応している場合もあります。

使用する電源タップ自体が、現地の電圧に対応している製品でなければ、安全に使用することはできません。事前に電化製品の対応電圧を確認することが重要です。

まとめ

マルタのコンセントはBFタイプで、電圧は230Vです。日本の電化製品を使用するには、形状を合わせるための変換プラグが必須となります。

スマートフォンやPCの多くは変圧器なしで対応できますが、ドライヤーやヘアアイロンなどは電圧の確認が必要です。日本専用品の場合は変圧器を用意するか、海外対応製品の購入を検討しましょう。

変換プラグは忘れても現地調達が可能ですが、事前に日本で準備しておくのが確実です。