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マルタでワーホリをする際の医療|病院について解説

ライター
Kato Ichiro
アメリカ合衆国テネシーでの1年間の交換留学を原点に、留学・海外生活における意思決定を支える情報発信を継続してきました。現在は留学事業の運営としてマルタを含む海外拠点の運営・体制構築を担当し、実務経験に基づいて海外在住日本人向けメディアのサイト設計・コンテンツ編集・品質管理まで一貫して手がけています。実体験と一次情報を重視し、信頼できる判断材料を提供することをポリシーとしています。

「マルタで体調を崩したら、ちゃんと英語で診てもらえる?」
「保険に入っていないと高額請求される?」

海外医療は見えない部分が多く、不安になりますよね。

結論として、マルタの医療水準は高く英語対応も可能ですが、外国人は原則有料診療となるため“十分な海外保険加入”が事実上の前提です失敗を避ける鍵は「私立病院の利用可否とキャッシュレス診療対応の確認」です。

この記事は次のような人におすすめ

 ・マルタの病院事情や受診の流れを事前に整理したい人
 ・ワーホリに必要な保険の補償内容を具体的に比較したい人
 ・体調不良・ケガ・持病薬への備えを万全にして渡航したい人

本記事を読めば、軽症時の対処から緊急搬送までの行動フローと、保険選びの判断基準を整理でき、現地で迷わず適切に医療を受けられるようになります。

マルタの医療水準と主な病院

マルタの医療水準は高いです。

イギリスから常に先端医療技術を導入していることや、多くの医師がイギリスで専門医療資格を取得していることからも、安心できると言えるでしょう。

マルタの公用語はマルタ語と英語ですが、医療スタッフはほとんどが英語を話せます。

病院内の表記も全て英語なので、迷わずに確認することが可能です。

ここでは、マルタの主な病院2つをご紹介します。

Mater Dei Hospital(マタデイ病院)

マタデイ病院は国立の病院です。

高度医療を受けることができますが、待ち時間が長めなので覚えておきましょう。

マルタ人は医療費を無料にするために、マタデイ病院を利用することが多いです。

しかし、日本人は次にご紹介する病院をおすすめします。

Saint James Hospital(セント・ジェームス病院)

セント・ジェームス病院は、保険に加入している外国人(日本人を含む)におすすめの私立病院です。

比較的空いていることや、24時間治療を受けられるところもポイントとなります。

夜間や土日祝日でもチャットサポートを利用することで、3分ほどで「1時間後に来てください」などのアドバイスがもらえるので安心です。

マルタのワーホリで保険は必要?

マルタのワーホリに、保険は必須である可能性が高いです。

なぜなら、ワーホリの制度ではビザの申請に「海外留学保険の加入」が条件になっていることも少なくないからです。

2026年1月1日から開始されるマルタのワーホリでも、他国と同様に海外留学保険への加入が義務付けられる可能性があります。

保険への加入が義務でない場合にも、高額な医療費を抑えるために加入をおすすめします。

マルタのワーホリで選ぶべき保険

マルタのワーホリで保険を選ぶ際には、補償内容・補償期間・サポート体制を確認して選びましょう。

補償内容では「治療・救援費用、携行品損害、賠償責任、航空機遅延・欠航」が含まれているかチェックしてください。

補償期間はビザの有効期間(最長1年)をカバーできるか、ビザを延長した場合もカバーしてもらえるかを見るのが大切です。

サポート体制としては、24時間365日日本語でサポートしてもらえるか、キャッシュレス診療が可能かを確認しておきましょう。

マルタでワーホリ中に病院に行きたくなった場合

実際にマルタで病気やケガをしてしまった場合、具体的にどうすれば良いか心配な方もいるのではないでしょうか?

ここからは、症状別に病気やケガの対処方法について解説します。

症状が軽い場合

ちょっとした風邪など、病院に行くほどでもない体調不良の場合は、マルタの薬局で市販薬を購入しましょう。

日本と変わらずマルタの薬局でも、風邪薬や頭痛薬などを入手することが可能です。

しかし、市販薬のみを薬局で買うと保険の適用外となる点は覚えておきましょう。

保険を利用したいと思った場合は、薬局にいるGPという一般開業医に診てもらい、処方箋を書いてもらってくださいね。

大きな病院に行きたい場合

風邪がなかなか治らない場合や大きなケガをしてしまった場合には、GPではなく総合病院で診てもらうことも考えましょう。

保険に入っていると、プライベートクリニックを利用することも可能です。

総合病院は先ほどご紹介した、マタデイ病院やセント・ジェームズ病院に向かいましょう。

緊急性が高い場合

緊急性が高い場合は、112番に電話をして救急車を呼ぶことも考えてください。

救急車で運ばれた際には、国立のマタデイ病院に行くことが多いです。

また、自分で病院に行くことが難しい症状の時は、「往診サービス」を利用することも可能です。

お医者さんが自宅まで来てくれるため、料金は少し高くつくものの便利と言えます。

マルタのワーホリで医療に関するFAQ

ここからは、マルタのワーホリで医療に関してよくある質問に回答します。

持病がある場合、マルタでも同じ薬は買えますか?

持病がある方は、渡航前に日本の病院で必要な分の薬をもらっておくことがおすすめです。

しかし、長期滞在だと薬が切れることも考えられますよね。

そんな時には、事前に日本の病院で英文の処方箋を用意してもらいましょう。

英文の処方箋をマルタのGPに持っていくことで、マルタで入手できる薬が提供されます。

コンタクトレンズが足りなくなった場合、どうすれば良いですか?

マルタでは薬のようにコンタクトレンズを医薬品扱いで購入できます。

マルタは眼科の処方箋がなくてもコンタクトレンズが買えるため、現地の眼科検診を受ける必要は特にありません。

ただし、日本とマルタでレンズの度数表示が違う場合があるため、今使っているコンタクトレンズの箱を持って行きましょう。

マルタで漢方薬は買えますか?

マルタで漢方薬を入手することは困難です。

そのため、漢方の代用としてハーブを使用することをおすすめします。

ヨーロッパのハーブの成分は、日本の薬草と似ていることが多いです。

ハーブ店の店員さんに相談して、自分に合うものを探してみてくださいね。

まとめ

本記事では、マルタでワーホリをする際の医療やマルタの病院について解説しました。

マルタは医療水準が比較的高く、24時間診てもらえる病院もあるため、安心できる点も多いでしょう。

また、マルタでワーホリを行う際の保険についても解説しました。

保険に入っておくことは、現地の生活での安心材料になるので、ぜひ加入を検討してみてくださいね。

この記事が、マルタでのワーホリを考えている方の参考になれば幸いです。