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マルタの法律事情ガイド|トラブル防止と日本との違い・注意点を解説

ライター
Niu Karin
学生時代にセブ島へ留学し、語学学習と並行して現地語学学校のスタッフとして勤務。留学生の生活・学習面のサポートを行いながら、現地での留学生活を経験。大学では英文学科を卒業し、英語教育や異文化理解について学んできました。
本メディアでは、自身の留学経験や現地でのサポート経験をもとに、留学を検討している方に向けた実用的で信頼性の高い情報を発信。記事制作にあたっては、自治体・公的機関・教育機関・航空会社などの公式情報を参照し、内容の正確性の確保に努めております。

「マルタで気をつけるべき法律は?」
「飲酒や就労で知らずに違反しない?」

治安が良い国でも、日本と異なる飲酒・薬物・就労・交通ルールを把握しないまま滞在すると、罰金や国外退去のリスクがあり不安になるはずです。

結論として、マルタは法執行が厳格で、外国人でも例外はありません。特に公共飲酒・就労許可・大麻規制は誤解が多い分野です。失敗を避ける鍵は「日常行動と法律の線引きを正確に理解すること」です。

この記事は次のような人におすすめです。

この記事をおすすめしたい人

・マルタ留学・ワーホリ・就労を予定している人 
・現地法律と日本との違いを事前に整理したい人
・万一のトラブル時の対応先を確認しておきたい人

本記事を読めば、主要な法律リスクと対処法を整理し、安全に滞在できる行動基準を具体的に見極められます。

マルタ法律の特徴と法体系の基本

マルタ法律の概要|EU法とコモンローの融合

マルタはEU加盟国として、ヨーロッパ連合の法制度(EU法)を採用しています。
刑法や民法はイギリスのコモンローの影響を強く受けていますが、地中海文化らしい柔軟さも特徴です。

他国と比べて犯罪発生率が低く治安が良い一方で、国土が小さいため法律違反への監視が厳しく、違反には厳格な処罰が行われます。
特に薬物、飲酒運転、公共の場での迷惑行為などは重い罰則の対象です。


マルタ法律と日本の違い|日常生活で注意すべきルール

マルタ法律と飲酒・喫煙ルールの違い

マルタでの飲酒可能年齢は17歳以上。ただし、公共の場(公園・ビーチ・道路)での飲酒は禁止されています。違反すると€50〜€250の罰金が科されます。

飲酒運転は非常に厳しく、血中アルコール濃度0.08%以上で罰金・免許停止・懲役の対象。喫煙は18歳未満禁止で、屋内の飲食店・公共施設は全面禁煙です。


マルタ法律における薬物・麻薬の取り扱いと罰則

マルタでは違法薬物の所持・使用・販売はすべて厳罰対象です。
少量の所持であっても刑事罰(懲役または高額罰金)が科されます。

2021年に大麻が一部合法化されましたが、使用には登録制のクラブ(Cannabis Association)への加入が必要です。外国人や留学生は加入できないため、実質的には使用・所持禁止と考えましょう。


マルタ法律と就労ルール|学生・ワーホリ・外国人の働き方

学生ビザを持つ留学生は、週20時間以内の就労が認められていますが、
就労許可(Employment Licence)の申請が必要です。

これを怠ると不法就労扱いとなり、罰金や国外退去の対象となります。
また、給与未払い防止のため、雇用契約書(Written Contract)は必ず書面で受け取りましょう。


マルタ法律と交通ルール|運転マナーと罰金制度

マルタは日本と同じ左側通行ですが、道路が狭く運転マナーには注意が必要です。
全席シートベルト着用が義務付けられており、交通違反はカメラで監視されています。

運転中のスマートフォン操作は即罰金(約€100)。
飲酒運転は最低€1,200+免許停止の厳罰です。


マルタトラブル対応の観点から見る住居・近隣トラブル防止法

22時以降の騒音・音楽・パーティーは「公共の平穏を乱す行為」として罰金対象(€200以上)です。

家主や隣人とのトラブルを防ぐため、書面契約(賃貸契約書)を交わし、Deposit(敷金)返還条件を明確にしましょう。問題が解決しない場合はHousing Authority(住宅局)への相談が推奨されます。


マルタトラブル対応の基本|トラブル発生時の行動マニュアル

マルタトラブル対応で役立つ緊急連絡先(警察・大使館・Legal Aid)

機関名内容・連絡先
警察・救急・消防112(共通)
マルタ警察(Malta Police Force)公式サイト
在マルタ日本国大使館(ローマ管轄)住所:Via Quintino Sella 60, Rome, ItalyTEL:+39-06-487-991
Legal Aid Malta(低料金・無料法律相談)公式サイト

被害に遭ったら、警察に通報し、被害届の控えを必ず取得
英語で状況を説明し、証拠(写真・メッセージなど)を残しておくことが重要です。


法的トラブル時に利用できるマルタの無料相談・弁護士制度

マルタではLegal Aid Maltaが、所得に応じて無料または低料金で弁護士を紹介しています。
住居トラブル・雇用問題・刑事事件など、幅広い相談が可能です。
留学生や観光客でも、トラブル内容によっては支援対象になる場合があります。


マルタ法律違反の事例と罰則一覧

マルタ法律で重視される犯罪・違反行為とその罰金

違反内容罰則の一例
公共の場での飲酒€50〜€250の罰金
飲酒運転€1,200以上+免許停止
麻薬の所持懲役最大10年 or 高額罰金
不法就労罰金+国外退去処分
騒音・夜間迷惑行為€200以上の罰金
運転中のスマホ使用€100の罰金

マルタトラブル対応の観点から見る「知らなかったでは済まない」法律

マルタでは「知らなかった」ではすまされません。
観光客や留学生でも、法律違反は正式に記録されることがあります。
軽微な違反でも再入国時に影響する場合があるため、日常のマナー=法律遵守と心得ましょう。


外国人・留学生が注意すべきマルタの法律違反リスク

特に外国人が誤解しやすいのは、

  • 公共の場での飲酒
  • 未登録での就労
  • 大麻クラブの誤利用
  • 夜間騒音トラブル

これらは「軽い気持ち」で行っても、罰金・逮捕・国外退去の対になります。


マルタ法律とトラブル対応に関するよくある質問(FAQ)

Q1. マルタの警察対応やトラブル処理の特徴は?

A. マルタ警察は外国人にも厳格に対応します。
軽微な違反でも記録が残る可能性があり、「観光客だから大丈夫」と思わないことが大切です。


Q2. マルタで盗難・紛失に遭ったときの具体的な対処法

A. すぐに警察(112)に通報し、被害届(Police Report)を発行してもらいましょう。
その控えを学校・保険会社・大使館に提出することで、保険請求や再発行がスムーズになります。


Q3. マルタトラブル対応で弁護士を探す方法と相談時の注意点

A. Legal Aid Malta民間の法律事務所を利用できます。
英語で相談可能ですが、契約前に料金・範囲・通訳の有無を確認しておくと安心です。


まとめ|マルタ法律とトラブル対応で安全に過ごすために

マルタは穏やかで安全な国ですが、日本とは異なる法律や生活ルールが数多く存在します。
特に、飲酒・薬物・就労・騒音といった日常行動でも、法律違反となるリスクがあります。

「知らなかった」では済まされないのがマルタの法制度。
正しい知識と意識を持って行動すれば、安心してマルタでの生活を楽しむことができます。


参考サイト