「現地での申請手続きは複雑で時間がかかる?」「不備があったら滞在できなくなるのでは?」
学校開始後の現地申請という特殊なルールを前に、具体的な手順が見えず不安を感じているはずです。
結論として、手順通りに進めれば取得可能ですが、残高証明の基準や提出期限を誤ると強制帰国に直結します。失敗を避ける鍵は「提出書類の鮮度と資金証明の正確性」です。
この記事は次のような人におすすめです。
- 90日を超える長期留学を予定している人
- 現地でのビザ申請の流れを時系列で把握したい人
- 却下されないための必要書類のチェックリストが欲しい人
本記事を読めば、自身の準備状況が学生ビザの発給条件を満たしているかを正確に見極められます。
マルタ学生ビザとは?マルタ語学留学で必要なビザの種類と概要
マルタ学生ビザ(マルタ語学留学ビザ)の基本概要と取得目的
マルタでは、滞在期間が90日以内であればビザ申請は不要です。観光や短期留学目的であれば、日本のパスポートを持つ方はそのまま入国・滞在できます。
マルタはシェンゲン協定加盟国のため、加盟国内の移動も自由に行えます。
一方、91日以上滞在する場合は学生ビザの取得が必須です。2024年5月以降、日本国籍の方は日本出発前に日本で申請する必要があります。申請から発行まで約2か月かかるため、早めの準備を心がけましょう。
参考:Central Visa Unit – Malta Government
マルタ留学で学生ビザが不要なケース(90日以内の短期語学留学)
滞在期間が90日以内であれば、ビザの申請は不要です。短期語学留学や観光目的の場合、観光ビザ(シェンゲンビザ扱い)で滞在可能です。
条件としては以下を満たす必要があります。
- 滞在期間が90日以内である
- 帰国便の予約がある
- 滞在費用をまかなえる資金がある
また、マルタを含むシェンゲン圏全体での滞在合計が90日以内であることにも注意が必要です。
マルタ語学留学で学生ビザが必要なケース(91日以上の長期留学・滞在)
マルタに91日以上滞在する語学留学は、学生ビザの申請が必要です。
このビザはマルタ国内での長期滞在を認めるもので、語学学校の入学許可証が必要となります。
主な注意点は以下のとおりです。
- 日本出発前に日本で申請(現地申請不可)
- 審査期間は平均6〜8週間
- 書類不備があると延長・再提出の可能性あり
計画的に準備することで、スムーズにマルタ留学をスタートできます。
マルタ語学留学ビザ・学生ビザの申請条件と必要書類一覧
マルタの学生ビザ申請には、多くの書類を事前に揃える必要があります。まずは、自分で準備する書類と学校側が発行する書類を整理しておきましょう。
マルタ学生ビザ申請に必要な基本書類(パスポート・残高証明など)
【自身で用意する書類】
- パスポートと全ページのコピー(有効期限が留学期間をカバー)
- 英文残高証明書(マルタ最低賃金の75%×月)
- 英文保険証明書(補償額€30,000以上、全期間対象)
- ビザ申請用紙・個人情報同意書
- 往復航空券予約証明
- 顔写真(パスポートサイズ)
マルタ語学留学ビザで学校・エージェントが用意する書類と注意点
【学校またはエージェントが用意する書類】
- 入学許可証
- 学費支払い証明書
- 滞在先証明書
すべての書類は英語で発行されている必要があります。日本語のものは受理されないため注意しましょう。
提出書類のチェックポイント
- 書類はPDFまたは原本コピーで提出
- 銀行残高証明・保険証明は3か月以内の発行日付が必要
- 不備や不足があると再申請となるため、提出前にダブルチェックを
3.マルタ学生ビザ・語学留学ビザの申請の流れと費用の目安
マルタ語学留学ビザの申請手順と申請先(VFS・オンライン申請)
マルタ学生ビザの申請は次の流れで進みます。
- 留学先の学校に申込み
- VFS Global(ビザ申請センター)で予約
- 必要書類を提出
- 審査完了後に結果通知
- 渡航準備 → マルタ到着後、現地ビザ局でスタンプ受け取り
申請から結果通知までは平均6〜8週間。
繁忙期はさらに時間がかかるため、早めに行動しましょう。
マルタ学生ビザ申請にかかる費用・サービス料・支払い方法
| 費用項目 | 金額(目安) |
| 申請手数料 | €150 |
| 申請予約費用(通常) | €100 |
| 申請予約費用(緊急・郵送) | €150 |
| 合計目安 | €250〜300 |
支払いはクレジットカードまたはオンライン決済。キャンセル後の返金は不可です。
マルタ語学留学ビザの申請スケジュールと審査期間の目安
- 推奨:出発の3か月前から申請準備開始
- 書類提出後:6〜8週間で審査完了
- メールで進捗が届くため、定期的に確認を
4.マルタ語学留学ビザの注意点とトラブル防止策

ヨーロッパ(シェンゲン圏)内旅行時の滞在期間・ビザのルールに注意
マルタ入国前や後に他のシェンゲン加盟国で滞在した日数も90日ルールに含まれます。
例:マルタ留学前にイタリア10日間滞在 → マルタ滞在可能日数は最大80日。
留学期間と旅行の日数の合計が90日をオーバーしないように計画を立てることが大事です。
マルタ学生ビザ申請時に必要な予約料・支払いトラブルの回避方法
申請手数料(€150)とは別に予約料€100〜150が必要です。
支払い後は返金不可のため、日程を確定してから予約しましょう。
マルタ語学留学中の学生ビザでアルバイト・就労は可能?条件と制限
学生ビザ保持者は条件付きで就労可能です。
条件
- 滞在90日超
- 学校で週15時間以上の授業
- 週20時間以内の勤務
- 就労許可費用:約€250(約4万円)
語学学習と仕事を両立する場合は、事前に学校と相談を!
5.マルタ学生ビザ・語学留学ビザのよくある質問(FAQ)
マルタ学生ビザ申請中にマルタ国外へ出ても大丈夫?
申請中はパスポートを提出しているため、国外への渡航は不可です。旅行は必ずビザ発行後に行いましょう。
シェンゲン協定加盟国と学生ビザで行ける国の範囲
加盟国は以下の29か国です。
オーストリア、ベルギー、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ブルガリア、ルーマニア
未成年のマルタ語学留学生に必要な追加書類と注意点
- 出生証明書(英文)
- 戸籍謄本
- 保護者の承認書
- 保護者のパスポートコピー
申請書はすべて英語で記入し、郵送申請の場合追加送料(約€150)が発生します。
6.マルタ語学留学を成功させる学生ビザ申請のポイントまとめ
滞在期間90日以内か91日以上かを明確にする
まず自分の滞在日数を確認し、学生ビザが必要かどうかを判断しましょう。
書類準備は早めに・余裕を持って
必要書類は多く、揃えるのに時間がかかります。特に銀行残高証明や保険証明は発行日から3か月以内が条件のため、計画的に準備を。
計画的なスケジュールで安心のマルタ留学を
早めの申請と正確な情報確認が成功のカギです。
ビザ申請をスムーズに行えば、安心してマルタでの語学留学をスタートできます!